間違った節約の仕方で栄養失調に？健康な食生活が節約への近道

日用品やガソリンなど、生活に欠かせない必需品の値上がりが続いていますよね。

食料品も例外ではなく、食費の節約方法に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

節約項目で例にあがることの多い食費ですが、間違った節約の仕方で栄養失調になる可能性もあるんです。

この記事では、主婦歴3年目のわたしが独身時代から行っていた節約術を、失敗談とともにご紹介します！

食費の節約方法で悩んでいる方の参考にしていただけるとうれしいです。

間違えた食費節約方法でおきた体の変化

わたしは20代後半にハワイに3ヵ月留学していました。

当時は貯金を切り崩した生活をしていたので、いかに出費をおさえるか考えていました。

そこで、食費を極限まで減らすことにしたんです。

こんな食生活をしていた1ヵ月後、栄養失調により38度の熱が3日間出ました。

市販の風邪薬が効かなかったので病院に行ったのですが、約1万円ほどの出費になってしまったんです。

病院の先生からは、栄養失調による免疫力低下が原因の風邪と診断を受けました。

せっかく節約しているのに、意味がないですよね。

栄養バランスを考えない食費節約は、デメリットしかないんです。

間違えた食費節約で栄養失調になる可能性がある

間違えた食費節約方法では、栄養失調になってしまう可能性があります。

近年では、新型栄養失調という症状が増えているんです。

人間は生きるために5大栄養素をバランスよくとることが必要、理想とされています。

このうち食費節約や過度なダイエットが原因で、炭水化物以外の栄養素が不足している状態が多く見られると厚生労働省より発表されています。

栄養失調になると、どのような影響があるか解説します。

病気にかかりやすくなる可能性がある

栄養失調になると、病気にかかりやすくなる可能性があります。

5大栄養素の不足により、免疫力が低下してしまうからです。

免疫力が低下すると、病気にかかりやすくなる以外にも体に悪影響が出てしまいます。

収入が減る可能性がある

栄養失調になると、収入が減る可能性があります。

病気にかかりやすくなったり、疲れやすくなったりすることで仕事ができなくなることもあるからです。

パートやアルバイトで働いている場合は特に、時給制のことが多いので1日休むと収入が大きく減ってしまいますよね。

節約で支出が減っても、収入も減ってしまっては元も子もありません。

栄養失調を防ぐバランスがとれている食事とは

栄養失調を防ぐ食事とは、「主食」「主菜」「副菜」「汁物」を組み合わせた和定食が理想的です。

栄養バランスがとれた食事で節約をしよう

かのえり笑顔

栄養バランスのとれた食事が大切なのはわかったけど、お肉も野菜も高い…。
節約しながら栄養バランスも考えるのは難しいわ。

たしかに、食料品の値上がりは深刻で一汁三菜は現代では厳しいですよね。

しかし、選ぶ食材によっては節約しながらも栄養たっぷりのメニューが作れるんです。

節約におすすめの食材

節約におすすめの食材をご紹介します。

旬の野菜

旬の野菜は、節約におすすめです。

スーパーに行くと、同じ野菜でも季節によって金額が違いますよね。

旬の野菜は収穫量が増えるので、お手頃価格で売り出されるんです。

さらに、旬の野菜は栄養価がぐっと高くなるのでおすすめです。

キノコ類

キノコ類は価格の変動がしにくいのでおすすめです。

栄養面ではビタミンやミネラル、食物繊維が豊富です。

冷凍するとうま味や栄養価が高くなるので、特売日に多めに購入して冷凍保存するのがおすすめです。

豆腐類

豆腐類は低価格で調理がしやすいのでおすすめです。

栄養面では良質なたんぱく質と脂質が豊富です。

お味噌汁に入れたり冷奴にすると、簡単に一品出来て栄養もとることができます。

鶏むね肉

鶏むね肉は低価格で高たんぱく質なのでおすすめです。

食べ応えもあるので、主菜にしたり汁物に入れると満腹感を得やすいです。

火を通しすぎるとパサついてしまうので、調理法は少し工夫が必要です。

まとめ

今回の記事では、栄養失調になるとどうなるか、節約しながらも栄養失調を防ぐ方法をご紹介しました。

節約しながら栄養バランスのとれた食事を取りたい方の参考になればうれしいです。