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家のリフォームをしようとしている人の中には、こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。
毎日を過ごす大切な家なので、リフォーム業者選びで失敗して「やらなきゃよかった…」なんて後悔したくないですよね。
本記事では2級建築士の資格を持ち、建築業界に10年携わった私がリフォーム業者の特徴と選び方のポイントを解説します。
本記事の内容
- リフォーム業者の種類
- リフォーム業者の特徴
- リフォーム業者の選び方
- リフォーム業者を選ぶときの注意点
目次 [hide]
リフォーム業者の種類
リフォームに対応した業者は数多くありますが、それぞれ特徴によって大きく4つに分けられます。
リフォーム専門業者
リフォーム専門業者はリフォームに特化した業者で、多くは地域密着型の中小規模の会社です。
網戸の取付などの小規模なリフォームから、間取り変更などの大規模なリフォームまで対応できます。
現場対応まで自社で行っている会社も多いので、低価格で工事することができます。
工事後のアフターフォローがあるかは会社によって違うので、契約前に確認することをおすすめします。
ハウスメーカー
ハウスメーカーとは自社のブランド商品を持っていて、注文住宅の大量生産を全国規模で対応している会社のことです。
大手なので安心感がありますが、施工は下請け業者が対応するので仕上がりに差が出ます。
また、価格もリフォーム専門業者に比べて高くなる場合が多いです。
ハウスメーカーは工事後のアフターフォローに対応している会社が多いので、しっかりとしたアフターフォローが欲しい人におすすめです。
住宅設備メーカー
住宅設備メーカーは住宅設備を専門としているので、商品の品揃えや商品知識が豊富です。
「キッチンやお風呂のみ」などの部分的なリフォームは得意ですが、間取り変更などの大きなリフォームは対応していない場合があります
設計事務所
設計事務所とは、建物などの設計や監理をする資格をもった建築家がいる事務所のことです。
デザイン性の高い提案をして欲しい場合におすすめですが、別途設計料が発生することがあります。
また、工事は別の会社へ依頼するという事務所もあるので、工事まで一貫して対応して欲しい場合は注意が必要です。
【こんな工事におすすめ】リフォーム業者の特徴とおすすめな人一覧
リフォーム業者の特徴と、どんな人におすすめなのかを解説します。
特徴 | おすすめな人 | |
---|---|---|
リフォーム専門業者 | リフォーム全般対応可能 地域密着型の会社が多い | 価格を安く抑えたい人 リフォーム箇所が複数ある人 大規模な間取り変更をしたい人 |
ハウスメーカー | 全国展開している大手なので安心感がある 価格が高くなるかも | 大手に頼みたい人 家を建てた会社に頼みたい人 大規模な間取り変更をしたい人 |
住宅設備メーカー | 設備リフォームに対応可能 品揃えが豊富 商品知識が豊富 | 住宅設備のみリフォームしたい人 豊富な商品から選びたい人 |
設計事務所 | デザイン性の高い提案が可能 別途設計料がかかる可能性あり | デザイン性を重視している人 大規模な間取り変更をしたい人 |
どんなリフォームをしたいのかを明確にして、リフォーム業者を選びましょう。
リフォーム業者を選ぶときは、複数の業者から見積もりをとって比べることが大切です。
リフォーム業者の選び方のポイント5選
リフォーム業界はトラブルが多い業界でもあります。
信頼できる会社を選ぶことで、トラブルを防ぐことができます。
同じような工事の実績があるか
自分がやりたいと思っているリフォーム工事と、似た工事の実績があるかは大切です。
実績があるということは工事に慣れているので、失敗する可能性が下がります。
リフォーム専門業者や住宅設備メーカーは特に、得意不得意があるので実績を確認してみてください。
ポイント
実績は、各会社のホームページや、実例集のパンフレットに載っています。
こちらの要望に丁寧に対応してくれるか
こちらの要望に丁寧に対応してくれる会社は、工事も丁寧に進めてくれます。
要望に応えられない場合でも、なぜできないのか詳しく説明してくれたり、代替案を提案してくれるかという点が重要です。
ただし、工事費用が高額になる代替案を提案する営業もいるので、他のリフォーム業者にも見積もりをとって確認することをおすすめします。
保証の内容は充実しているか
設備保証や工事保証がついている場合、内容が充実しているか確認することが大切です。
工事直後は問題がなかったのに、しばらくしてから不備が見つかったというケースもあります。
そんなときに無料で商品を交換してもらえたり、工事をやり直してもらえる保証があると安心ですよね。
手厚い保証がついていると価格が高くなる場合があるので、保証内容と価格のバランスがとれた業者を選ぶことをおすすめします。
建設業許可などのリフォームに関する資格があるか
建設業許可とは、国から定められている一定以上の金額・規模のリフォームを行う際に必要になる許可のことです。
ただし、リフォーム工事を請け負う場合、以下の条件であれば建設業許可がなくても工事を請け負うことができます。
条件
- 請負金額が500万円未満
- 水道やガス、電気といった工事以外のリフォーム
住宅のリフォーム工事は500万円未満の小規模工事が全体の8割程度なので、建設業許可を取得せずに小規模工事ばかりを請け負うリフォーム会社が数多く存在します。
昔ながらの業者で実績がある場合は問題ありません。
しかし、中には短いスパンで会社名を変えて、悪質なリフォーム工事を繰り返す会社もあります。
ポイント
よほど実績がある場合以外は、建設業許可などの資格をとっている会社を選ぶと安心です。
価格が適正か
見積もりを貰ったら、価格が適正か必ず確認してください。
「オリジナル商品なので少し高いです」などと言って、通常より高い金額で見積もりを出される場合があります。
リフォームを検討している場合は、数社から見積もりをとって価格を比べると損をすることはありません。
リフォーム業者を選ぶときの注意点3選
リフォーム業者の中には、相場よりかなり高い金額で契約させようとする悪質な業者も存在します。
見積もりに不明確な部分はないか
見積もりを貰ったら、工事面積や数量などで不明確な部分はないか確認してください。
例えば「〇〇工事一式」とだけ書かれていて、工事の詳細や数量が書かれていない場合は、必ず詳細を記載してもらうようにしましょう。
工事が始まってから「一式工事には含まれていなかったが工事が必要な部分が出た」と言われて追加料金が発生してしまう場合があります。
担当者の言うことがコロコロ変わっていないか
不当な契約をしてしまったり工事がうまく進まなかったりするので、担当者の言うことがコロコロ変わる場合は要注意です。
条件
- 契約前と契約後で言っていることが変わり価格の面で損をした
- 施工業者にこちらの意図が伝わっていなかったので工事が遅れた
- 保証内容が事前に聞いていた内容と違った
担当者の対応力は、リフォーム工事の仕上がりに大きく関わってきます。
信頼できる担当者がいる会社と契約するようにしましょう。
保証やアフターサービスがあるか
保証やアフターサービスがしっかりしている業者は、安心してまかせることができます。
工事直後は問題なかったのに、数日後に不備がでてきたというケースは少なくありません。
悪質な業者の場合は、連絡しても対応してくれない場合があります。
契約前に確認
- 保証はついているか
- どんな保証なのか
- アフターサービスは誰が対応するのか
これらを契約前に確認するようにしましょう。
まとめ
今回はリフォーム業者の選び方と、選ぶときのポイントを解説しました。
リフォーム業界はトラブルが多い業界なので、数社から見積もりをとって比べてみることが大切です。
また、どんなリフォームをしたいのか、予算はいくらかを明確にすると選びやすいです。
特徴 | |
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リフォーム専門業者 |
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ハウスメーカー |
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住宅設備メーカー |
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設計事務所 |
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったリフォーム業者を選んでください。